浅く短い夢

□監禁のはずが…
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口に入ってた指を抜かれあたしは精一杯男を睨みつけた
「言うわけないじゃない…これでも忍なんだから…」
「そっか〜。じゃあ無理矢理吐かせるまでだね。ここにはちょうどいい器具も揃ってるし。」

男はそう言うとあたしの体を部屋の隅の方へ担いでいった。
そこには拷問などに使われる手足を拘束する器具があった。
男は手慣れた感じで、あっという間にあたしを磔にした。

「はい、まず名前」

「…」

「黙秘…ね。一応名乗っておくけど、俺ははたけカカシ。もう一度聞くよ。君の名前は?」

「……」

あたしは固く口を閉ざした。
絶対に喋るわけにはいかない…
カカシは大きな溜め息を一つして腰の所にある小袋に手を入れ小瓶を取り出した。

「仕方ない…。ちょっと無理矢理になるけどこれで素直に喋るでしょ」

カカシは小瓶に入ってる液体を口に含みそのまま口付けてきた。
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