Tout le monde est un ami!
□Prologue アリス祭
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「アリス祭だぁ〜!」
パンパンッ!と花火が響き渡る中、アリス祭の開会宣言も終わり、皆自由に動き回る。
「なんか具合悪そうな奴いたよな?大丈夫かよ…。」
「まぁまぁ、そんな事気にせず今年もアリス祭を楽しも〜!」
「「おー‼」」
右手を挙げ、意気込む私達。
今年もこの五人でアリス祭を迎える事が出来た。
あ、順番に紹介するね。
左から…って言っても分からないか(笑)
明るく元気な女の子は花梨。
さっきアリス祭を楽しも〜!って盛り上げてくれてた子。
結構抱きつき魔なんだ。
次は玲奈。
頭脳明晰なのに冗談が耐えない子。
男の子の喋り方をするから、よく男子と間違えられて女の子からキャーキャー言われてる。
さっき具合悪そうな人がいるって気にしてた子だよ。
次に杏奈。
いつも落ち着いてる女の子。
さっき私と一緒に右手を挙げて「おー」って言ってた子。
最後に…
「ちょっと!咲夜、花梨!貴女達はいつもどうしてこうなの!もっと寝癖を直しなさいといつも言っているでしょう!」
…と、私達の寝癖を気にしてくれてるのは瑠璃。
オシャレが大好きで今時な子。
主に私達2人のファッション担当だったりするんだ。
こう見えてしっかりしていて、お母さんみたいだ、って言うと否定しながら照れるんだ。
あ、聞いた事ある。
確か、『つんでれ』って言うんだって!
で、私を含めて五人だよ。
皆、高等部の生徒でクラスメイト。
仲が良くてこうしてよく集まってるんだ。
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