Tout le monde est un ami!

□Prologue アリス祭
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「よーし!じゃあ行くか。…そういえば咲夜は今年は何処の能力別クラスなんだ?」

「あ、今年は「もっちろん!私と一緒に体質系だよね!?」…えっと…。」



花梨に間違った事言われた…。



「花梨は少し黙ってようか。」

「えー、違うの〜?!」

「咲夜は技術系を手伝っていたという記憶があるのですが?違ってたかしら?」

「ううん。合ってるよ。流石、瑠璃だね。」

「ま、まぁ///それほどでもないわ。」

「でも…、それなら玲奈と一緒なのになんで玲奈は知らないの?」



杏奈がそう言うと、困った様な顔をして玲奈が言う。



「いやぁ〜、今回も篭ってたからね〜。殆どこっちに参加してないんだよ。」

「そういえば…、玲奈いなかったね。」

「だろ?」

「だろ?じゃない‼強制参加だったでしょ‼なんでいないで済ませられるの!」

「別にいいじゃんか〜。な??花梨、咲夜??」

「うん、玲奈の手助け無しでも技術系の模擬店出来たから良いと思うよ。」

「「「………。」」」



隣でグサッと聞こえたのは気のせいでは無いだろう。

現に今、玲奈は倒れてしまった。



「え!?玲奈どうしたの!?」



私は慌てて声を掛ける。



「天然の言葉程、恐い物って無いよね…」

「ストレートすぎる…。」







注意◆玲奈が立ち直るまでお待ち下さい。








「そういえば、今日は何の花の香りにしたの?なんか嗅いだ事のある匂いですが。」

「あ、分かる?今日はね、ラベンダーの匂いにしてみたんだよ〜。癒し効果もあるからね。」

「じゃあ、疲れた時は咲夜の匂いを嗅ごうっと!」

「なんか変態発言聞こえた。」


杏奈が花梨を見てそう発言。


「いいじゃんか!減るもんでもあるまいに」

「しかし、便利ですよね。そのアリス。」

「確か、花のアリスだっけ。」

「そうそう。花なら何でも出せるよ。」


私は、薔薇や百合等花束を出して見せる。


「じゃあ、お部屋に飾りたいから後で薔薇1000本出して!」

「はーい。」

「ちょ、ちょっと!花梨、貴女は誰とルームメイトだと思ってますの!薔薇1000本なんてお部屋が埋まるだけじゃないですわ‼他の花になさい‼」

「えー、じゃあ…ヒマワリで!」

「あ、5本程度でいいですわ。」

「えー‼少ない‼」

「そんなにあっても枯らすだけでしょ、貴女は‼」



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