Tout le monde est un ami! NG集。

□£ prologueアリス祭 〜 £
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またまた3ページ目





「今年は特力系のクラスが凄いらしいよ。」

「え?そうなの?」

「何でもRPGを作ったらしい。」

「RPG?」

「ロールプレイングゲームの略だ。」

「流石に色んなアリスがある分、バラエティに富んでいるようね。」


瑠璃が珍しく興味を持った。

いつもは面倒だとか言って参加しないのに。


「よーし、そこに行ってみよう!」


花梨は張り切って歩き出す。

が、


「ちょっと待て‼」


前を見据えながら花梨の腕を掴む玲奈。


「えー、今度は何!?」

「どうしたの?玲奈。」


私達は玲奈の見ている方へ顔を向ける。

「さっき開会式の時に具合が悪そうだった奴だ。」


確かに具合が悪そうだが、皆手当てをしようとはせずその人を見てはすぐ逃げ出す。


「それがどうしたのよ〜。」


花梨は不満げに玲奈に言うが、真面目にだが、
何処か焦った様な声で切り出した。


「…ここから離れよう。急いで、早く‼」

「え、なんで?」

「いいから‼」


私達がこうして話している間にも彼はこっちに近づいてくる。


「(まずい‼こっちに向かって来ている‼)後でいくらでも説明するから早く逃げるんだ‼」


そう言うと玲奈は反対の手で私も掴みいきなり走り出した。



「あ、ちょ、まっ」


私はいきなりの事に転んでしまい、手をつかんでいた玲奈と花梨も転んでしまった。













監督「か、カットーーーーー!!!

花梨「あいたたた」

玲奈「ちょ、よくあんな時にコケれたな!!」



鼻を押さえながら玲奈は訴えかけています!!

対する咲夜は…?!



「あはは…、ごめんごめん。なんか次のセリフ忘れちゃってて思い出そうとした時に玲奈が引っ張ったから準備できなかったや。」


「「「「え〜〜〜〜……」」」」


ちなみに貴女のセリフは3ページ目にはもう無いですよ〜!



「あれ?そうだっけ?」

花梨「咲夜〜、次は気をつけてね〜。」

琉璃「まったく仕方ない子ですわね…。ほら、お怪我はありませんか?」

「うん!ないよ!ありがとう!琉璃」




おっと、ここで琉璃のデレ発動か?

琉「デレってなんですか?!そんな事ないですわ!!」



慌てて手を離され咲夜がまたしても転んだ〜〜〜〜!!!



「あううううぅぅ(泣)」

琉「あ、ごめんなさい咲夜(汗)」



杏奈「次、行ってみよ…。」








じゃあ、気を取り直していくよ〜。

3.2.1…「はっくしゅん!」


「「「「………。」」」」


おっと、だれだ?

「ごめん、わたしだぁ〜(笑)」


おっとっと、
われらがヒロインですか?!


「ごめんなさ〜〜い。」


じゃあ、もう一回ね。

「お願いします!」



玲奈「これ3ページ目がまだ終わってないんだよな…?…いつ終わるんだ?」


それは君たち次第だよ〜〜〜。







−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ちなみに
このあと、もう一度転んでる(笑)



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