うりごくパニック!
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眩しい朝日
小鳥のさえずり…
いつもと変わらない朝………だと思っていた
しかし、目を覚ました俺の目の前には
俺がいた…―――
【うりごくパニック@】
「にゅおぉぉぉぉ〜〜〜〜!!!(どうなってんだコレ〜〜〜!!!)」
「にょ…?ハヤトうるさい」
目覚めて1番に目にするのが自分だなんて…なんだこの悪夢は?
しかも俺、なんかでかくない?
いや、家自体がでかくなってる………ということは…
恐る恐る鏡を見ると、そこに写るのは愛猫(といっても兵器)、瓜だった
「にょ、にょぉ?(もしかして俺、瓜になってんのか?)」
「もしかしなくても入れ代わっちゃったみたいだな」
そう冷静に言うのは俺……もとい、俺の姿をした瓜
「にょお、にょ?(瓜、だよな?)」
「うん、そうだけど?」
そうだけどって…
本当に俺と瓜が入れ代わったのか!?
な、なんで!?
「どーするハヤト。そろそろ10代目お迎えに行かなきゃ遅刻するよ」
「にょお!?」
もうそんな時間なのか!?
とりあえず10代目の所に行って、ご相談しよう!
もしかしたらリボーンさんの悪戯とか、ジャンニーニの失敗の可能性もある…!
「にょ、にょおん!(とりあえず10代目に事のいきさつをお話するぞ!いいな!)」
「はーい」
この時、俺は相当焦っていたらしい
なぜなら、珍しく聞き分けのいい瓜になんの疑問も持たず
瓜が企むように笑った事にも気付かなかったのだから…―――
つづく...