小ネタ

□パンドラの恋(シャマ♀獄)
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※シャマル×ラヴィーナ前提のシャマ(→)←♀獄です。
※獄父がなんか可哀相
※ラヴィーナさんのイメージを壊したくない方は読まない方がいいです。


ご注意下さい!


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それは、俺がまだ駆け出しの医者だった頃


主に連れられて訪れたピアノのコンサートで、俺は彼女の美しさに魅せられた







―パンドラの恋―









「お前さんもタフだよなー。不毛じゃないのか?ボスには妻も、可愛い娘もいるんだぜ?」



俺と同じく、ピアノのコンサートで彼女――ラヴィーナに魅了された俺の主は、彼女と関係をもつようになった

そして俺は、主の命で病弱な彼女の家を定期的に訪れるようになっていた



「あら、不毛じゃない浮気があると思って?」

「女は強いねー。あんたみたいな心の強い女は初めてだよ」

「強くなんか…ありませんよ」

「え?」

「強くなんかありません。本当に好きな人と逢う口実が欲しくて、あの人を利用しているだけ………狡い女よ」



そう言って熱い視線を向けられると、俺の理性は脆くも崩れ落ち、その紅い唇に口づけを落とした



本当は気づいていた


彼女の想い人が自分である事に

気づいていて、主の想い人だと目を背けていたんだ




「一度、だけでいい…。私を愛して下さい」

「ラヴィーナ…」




それは、俺の過ちだった


たった一度のその行為でラヴィーナは子を成し、アイツは……産まれたんだ




















「シャーマルっ!」



あれから14年

何も知らずに育った少女は、俺に無邪気な笑顔を見せた




「隼人……今は仕事中だ」

「仕事ったって俺以外この保健室利用しねぇじゃんか。まぁ、好都合だけど」

「あのなぁ……つか離れろ!ガキには興味ねぇ!」

「なんだよ!俺以外の並中生には手ぇ出してる癖に!!!」



ふて腐れたように保健室のベットになだれ込んだ隼人に、俺は深いため息をついた



「いい加減にしろよ、隼人。ボンゴレ坊主とか野球坊主とか、暴れん坊主とか隼人なら選びたい放題じゃねぇか。なんでわざわざ俺なんだよ?」

「そんなの知るかよっ!でも俺は……シャマルじゃなきゃ嫌なんだっ」

「隼人、」




そんな泣きそうな顔するなよ

泣かせたい訳じゃない。本当は甘やかしてやりたい


でも、それは俺には許されない




「俺は一生、お前の気持ちには応えないぜ」



応えては、いけないから







なぁ、隼人



お前の本当の父親が俺だと知ったら…


お前はやっぱり、泣くんだろうな








この想い


決して開けてはならない、パンドラの箱




End...


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捏造すみません;;
最初は獄の父親がシャマルだったらよかったのにー、なんて妄想から始まりこんな話が生まれました(笑)

ちなみにシャマルも隼人が好きです。
でも血の繋がった娘だから必死に感情をセーブしてます。
だけど隼人が積極的に迫ってくるからオタオタしてます。

きっと近いうちに手を出しちゃいます。近親相姦じゃないか←


需要のなさそうな妄想すみませんでした;;

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