星矢book

□恋をしているという笑顔で言う君、僕には残酷だったよ
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その子獅子は息を弾ませながら頬を紅潮させ、生き生きとした瞳でこう言った


「俺、恋してるかも!!」


…………何故私に言いに来る


「近くにいるとすっごい心臓がどきどきしてさ!!顔が熱くなるんだ!!」


知ってる

君が二つ下の宮のあの人を好きな事ぐらい、見てればわかる(だってあまりにも態度が違うから)


「きっとこれが兄ちゃんの言ってた『恋』なんだよ!!」


にっと無邪気に笑った顔は太陽そのもの

今の私には眩しすぎて、直視できない


「明日好きだって言いにいくんだ!!」


やめてくれ

あの人の事を憎んでしまいそうだ

思い人について話すリアは楽しげで

その笑顔と言葉が、残酷なまでに私を苦しめた



End


リアの好きな人はサガだと思ってるシャカ
でもリアにとってサガは憧れの存在
大好きなのは、何考えてるか良くわからないけどいつも隣にいてくれるシャカ
サガ←リア←シャカとみせかけたリア→←シャカ(ぇ



お題配布元
確かに恋だった

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