星矢book
□100年の恋も冷めさせてほしい
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剣先を向けられる
ただそれだけの事なのに、胸が締め付けられたように痛かった
どうして俺にはこんな記憶がある?
神話の時代、確かにあの人が好きだった記憶ばかり、鮮明に
今の俺には邪魔な物ばかり……
奮う拳が鈍る
闘志が揺らぐ
でも、俺は女神の聖闘士だから
止めなきゃいけない
なぁ、ハーデス
どうして俺達戦わなきゃいけなかったんだろうな?
どうせ戦うなら―――
こんなにも恋しいと思う気持ち、冷めていればよかったのに
End
お題配布元
確かに恋だった