FF短編book
□泥酔拳
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酔えば酔うほど強くなる、とは誰の言葉だったか
「ほらほら、こっちだぞスコール〜」
「っ……!!」
「あっはは、ざんねーん」
イラっ、ときたのは仕方のないことだろう
むしろ、よくガンブレードを振り回していない、と褒めてほしいくらいだ
赤い顔をしてふらふらよろよろするバッツとジタンを捕まえようと奮闘すること1時間が経とうとしている
正直、限界だ
「なんだ、もう終わりか?」
「だっらしない……」
どすん、と
ジタンが台詞を言い切る前に突然倒れたかと思うと、続けざまにバッツもジタンの上に倒れ伏した
その時蛙が潰れたようなうめき声が聞こえたが気にしない
スコールのスリプルにより強制就寝させられた二人は翌日、二日酔いと額にできたタンコブにより苦しんだとか、そうでないとか……
END
スコールが育児ノイローゼにかかりそうです(笑)
攻撃魔法や召喚獣じゃなかったあたりがスコールの優しさかと←
あ、異説世界にスリプルないとか言っちゃダメですよ!(b^ー°)
13.泥酔拳
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