main

□緋色想窓
1ページ/1ページ



────自分でも、驚いた。


「小十郎…お前は、笑うか」
「いいえ政宗様……笑う理由など、御座いませぬ」
「……そうか」
「小十郎は、此度の事を嬉しく思います故。……では、暫く席を外しましょう」
「あぁ、すまねぇな」


…俺は何故、あいつでなければならなかったのか。何故、あいつ以外では駄目だったのか。
その気になれば、幾らでもいた。幾らでも、世継ぎを孕ませられる女はいたんだ。
……なのに。なのに、俺は。


「────真田、幸村」


不意に障子の外に目をやれば、空は青々としており。中心で光を放つ太陽にどうしても重ねてしまった。
あぁ、重症だなこれは。滅多に会えないってのに。
────いや、会えないからこそか。


「Ha、太陽ってのは何でこうも熱いのかね…焼けちまいそうだ」


































(ったく、恋い焦がれるたぁよく言ったもんだぜ)

fin.
─────

うわぁ……………………w
判らん話だなぁwww(貴様
す、…すみませんでしたorz←

筆頭が大好きです。
報われると良いね!!←

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ