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□緋色想窓
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────自分でも、驚いた。
「小十郎…お前は、笑うか」
「いいえ政宗様……笑う理由など、御座いませぬ」
「……そうか」
「小十郎は、此度の事を嬉しく思います故。……では、暫く席を外しましょう」
「あぁ、すまねぇな」
…俺は何故、あいつでなければならなかったのか。何故、あいつ以外では駄目だったのか。
その気になれば、幾らでもいた。幾らでも、世継ぎを孕ませられる女はいたんだ。
……なのに。なのに、俺は。
「────真田、幸村」
不意に障子の外に目をやれば、空は青々としており。中心で光を放つ太陽にどうしても重ねてしまった。
あぁ、重症だなこれは。滅多に会えないってのに。
────いや、会えないからこそか。
「Ha、太陽ってのは何でこうも熱いのかね…焼けちまいそうだ」
(ったく、恋い焦がれるたぁよく言ったもんだぜ)
fin.
─────
うわぁ……………………w
判らん話だなぁwww(貴様
す、…すみませんでしたorz←
筆頭が大好きです。
報われると良いね!!←