SHORT

□誕生日企画
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Edo「まだまだあるぞ」

Howard「んー、……ん?…何だ、これ…」

Edo「……」

Roy「それはおそらくローターだろう」

Howard「……あのさ、これは…なにに使えと…?」

Roy「私に聞くな」

Howard「多分捨てるけど一応もらっとく」


―――


Roy「マシなプレゼントがあるぞ」

Howard「なになに?」

Roy「高級ホテルのペアチケットだ」

Howard「ふーん…」

Roy「誰と行くのだ?」

Howard「そりゃロザリーちゃんと!」

Roy「……どうだね?私と…」

Edo「ロザリーって誰?」

Howard「オレの未来の嫁だ!」

Edo「…少佐そんな人いたの?」

Howard「あくまで予定だからなぁ…どーかねぇ…」

Edo「オレと行こうぜ!」

Roy「なっ、」

Howard「ほぇ?なんで?」

Edo「イヤかよ」

Howard「別にイヤじゃねーけど…」

Edo「じゃあ決まりな!」

Roy「待ちたまえ!私はどうなる!」

Howard「マスタングは一人で行けば?」

Edo「そうそう。大体、大佐は仕事あんだろ」

Roy「少しくらい休んでも……」

Riza「良いわけありませんよ?」


――チャキッ


Roy「ち、中尉…;」

Howard「リザちゃん!久しぶりぃ!!」

Riza「誕生日おめでとう、ハワード君。大佐を借りても良いかしら?」

Howard「どうぞどうぞ!邪魔だし!」

Roy「待て!話は終わっていないぞ!」

Riza「行きますよ、大佐。仕事の途中でしょう?」

Roy「ちゃんと済ませるさ。だから今日はだな……」

Riza「行きますよ?(黒笑)」

Roy「………はい」

Howard「バイバーイ!」


―――


Howard「やっと邪魔者が消えたな」

Edo「だな。んじゃ他のプレゼントでもみるか」

Howard「んー、これは何だ?」

Edo「薬?…説明書があるぞ。えー、副用した途端にすぐ効く媚薬!………」

Howard「……」

Edo「……少佐、飲んでよ」

Howard「何でやねん!!!」


―――


Edo「ケーキあるぜ!しかも大量!」

Howard「おお!!;ホントに大量…」

Edo「一人じゃ食べきれねーよな」

Howard「兄さん甘いもん好きだから半分あげよう…」

Edo「後で一緒に食べようぜ!」

Howard「そうだな、久々に甘いもん食うなぁ…」

Edo「(ケーキの中に媚薬入れようか……?)」


―――


Edo「…オレからもさ、プレゼント…あるんだけど」

Howard「んー、マジで?ちょーだいちょーだい!」(もらったミルクティを飲み中)

Edo「これ」

Howard「……鍋?」

Edo「違ぇよ!!ハヤシライス!!」

Howard「……オレがハヤシライス好きなの教えたっけ?」

Edo「この間好きっつってたから……、ちょっと焦げたけど、美味い!!」

Howard「……お前ってズルいよなぁ」

Edo「な、なにが?」

Howard「何でも。ありがとな!早速食おうぜ!」

Edo「おう」


――二人は美味しくハヤシライスを堪能しましたとさ!

 
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