たんぺんだ、コノヤロー

□いつかのロマンチスト
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はじめに言っておく、俺は悪者ではない。

イヤイヤイヤ・・・真面目に。
あれは俺の所為じゃないし、うん。

だってさあれはさ・・・不可抗力っていうか事故っていうか・・体が勝手に動いたっていうか

つーか、名無しさんがわりぃんだって俺は悪くない。ぁ、俺が悪いかも




「名無しさんー・・・ごめんって」


何回目だろう。名無しさんは機嫌を直してくれません

と、いうか・・・可愛いんですけどぉぉぉお!!

頬膨らましてるとか・・・マジで可愛い。



『天パァ』


「んだとゴラァ?天パに悪い奴はいねぇんだよ」


『いんじゃんここに、私のすぐ隣に』


「・・・・・・」


『あー・・・楽しみにしてたのに』


「すいませんんんんん!!」


『よし分かったッ!銀ちゃん!三つ約束して』


「・・・・・・はい」


『絶対守ってね?!』


「わぁったよ」





『いち、人のデザートは勝手に食わない。に、一週間甘いモノ禁止。さん、』






銀時は即座にぎゅっと名無しさんを抱き締めた




「そんなので名無しさんがいてくれるなら銀さんなんでもするよ?」



『まぢで?一ヶ月にしましょうか?』



「いや、それは銀さんがムリ死んじゃうからね?」


『死ね』


「名無しさんちゃんの為生きるわァ」












今すぐ私を抱き締めて!

(やっぱ銀さん愛されてる?)
(人のケーキ食った奴に言われたくないよ)
(ごめんなさい)
(銀ちゃん!今からケーキ買いにいこっか?)
(名無しさんさん!大好きです!!!)








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