たんぺんだ、コノヤロー

□一生分のプロポーズ
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『銀時・・・、何したいの?』



さっきからずっと銀時は私に抱きついている

・・・・と、いうか私が銀時の膝の上に乗せられてそのまま銀時がずっと抱き締めてるんだけどね

暑い。


「名無しさんに抱きつきたいのー」


『神楽ちゃんとか帰ってきたらどうすんの?』


「ざんねーん今日はあいつ、新八の家に泊まりぃ」


『・・・・まぢか。』


「だから今日は俺と名無しさんふたりっきりだよー」


『うわァ・・・・』


「うわって何!?えぇ!?ひどくね?」


『はいはい、すいません』

すぐさま私は雑誌のほうに目をやった


「なァ、さっきから銀さん心臓バクバクなのしってたか?」


『うん、気付いてた』


銀時は私に肩に額をのせた





「あのよ・・・ォ。」



『なにー?』



「一生、パフェ。俺に作ってください」


『嫌。』


「えぇ・・!?銀さん今、めっちゃ本気だったんだけど!本気ってかいてマジだったんだけどォ!」










『早巳を坂田にしてくれるんなら作ってあげる』





「・・・・・・・え?」



『で、どうなの?』








「い、いいともォォォォォ!!!」





『銀時ッ!耳元で叫ばないで!!』


「よっしゃァァ!!超うれしい!!」



『うるさァァァい!!』


銀時は私の顔を横で笑顔だった


こんなに笑顔の銀時は見たときがなかったから私まで笑ってしまう



『銀・・・時・・。抱き締めすぎ・・・』


「俺の愛の力だから」


『そんな力使わないのォ!』





「あー・・・チューしたいんだけど。」



『どこにする気でいんの?』



「・・・・・しょうがねェから頬でいいよ。」



『え?口にしてくれるんじゃなかったの?』











「い、いいともォォォォォォォ!!」



『さけぶな!!』













なあハニー、聞こえるか?


(この人を好きでよかった。)





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