たんぺんだ、コノヤロー
□しょうがないじゃない、
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「怒ってる?」
『怒ってません』
「いや、それを怒ってるっていうんだけどなぁ・・」
だって、いっつも結野アナに
夢中なんだもん
「銀さんなんかした?」
『知らない!』
「わかんねーよ」
≪あしたの天気は―――≫
「お、結野アナっ」
ほら、またテレビに目線を送る
コンセントぬきたくなる
「ちょ、名無しさんちゃん?真ん前に立たれるとテレビみえないなぁ〜」
『銀ちゃん』
銀ちゃんを両頬を引っ張った
「いひゃいれす・・」
『あたし以外の女のひとのこと夢中にならないで』
正直、胸キュンしてしまいました。
手を伸ばしてリモコンで電源を消した
「とりあえず・・手、はなひてくだはい」
頬から手が離れていって
その手を逆に俺が掴んだ
「嫉妬した?」
『あ、あたしだって・・嫉妬ぐらいするよ!』
かわいいな、と思いつつも
キスをする
「銀さんは名無しさんだけしかみえねェわ」
『んな・・・っ』
「もう、止まりませーん」
銀さんはいつお前を捕られるか
心配なんですけどね。
まぁ、それは内緒の話であって
今はこのままがいいから
考えるのはやめよう。
かわいいから許しましょう
(嫉妬するとかかわいいねェ名無しさんちゃん)
(うっさい・・・っ!!)