書斎

□ガールズトーク
2ページ/3ページ

(本当は寂しかったり何だりで甘えに来てるんだけどね)


「私とクラウドは一緒の部屋だけど、クラウドの方からベッドに入って来る事が多いわね」

「ティファからはしないの?」

「は、恥ずかしいもの!自分からするなんて・・・!!」

「ティファは純情だね〜。で、潜りこんで来る理由は?」

「寒いとか眠れないとかかな?本当は寒くとも何ともないのに」

「配達でティファに会えなかった分、ある意味肌寒かったんじゃない?」

「そ、そんな・・・」

「ん〜?嬉しくないの?」

「う、嬉しい・・・わよ」

「ティファは可愛いね〜」


ニヤニヤ


「そ、それより!ヴィンセントって淡白だったりする?」

「うーうん。結構激しいかな?」

「へ〜、情熱的ね。クラウドもそんな感じかな?ちなみに、朝はどんな感じ?」

「一言で言うと色っぽい」

「ああ、やっぱり。クラウドもそんな感じよ」

「あの二人ってそっちの部類に入るよね〜」

「ね〜、羨ましいわ。マリンとデンゼルがいる日はクラウドが先に起きて代わりに朝食を作ってくれるの」

「いる日ってのは?」

「バレットが旅行とかに連れてってる日があるのよ」

「ふーん、その日にすりゃいいじゃん」

「我慢出来ない事もあるでしょ?」

「あ、そっか。じゃあ、居ない日はティファが作ってるの?」

「私に元気があったら二人で作ってるわ。まぁ、クラウドが疲れてるだろって言って寝かせるんだけどね」

「熱々だね〜。アタシん所は少しダラダラしたらヴィンセントが朝食を作ってくれるかな?
 昨日は無理をさせたからお前は休んでろって。上半身裸で」

「え!?そうなの!?」

「そうなの!それやったらアタシが恥ずかしくて見れないのを知ってて!」

「へ、へー・・・」


(クラウドがしたら・・・きっと私も直視できないわね)


ブロロロロロ・・・(エンジン音)


「あ、クラウドだわ」

「お?噂をすれば何とやらだね」

「あら、ヴィンセントも来たわ。噂をすれば何とやらね」

「う〜」

「今日泊まっていく?」

「いいの?」

「ええ、マリンもデンゼルも喜ぶから」

「じゃあ、お言葉に甘えて」






END



→後書き
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ