古書Ⅰ
□白黒兄弟
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※学園ものです
合宿後
ヴァイス「ネロ？その娘の写真は・・・」
ネロ「ええ、ユフィ＝キサラギというんですよ」
ヴァイス「キサラギって・・・あの大手キサラギ社の令嬢か？」
ネロ「ええ、そうです」
ヴァイス「だが、その娘がどうしたんだ？」
ネロ「ヴィンセント・ヴァレンタインのことを詳しく知っているようなんですよ」
ヴァイス「それは本当か！？」
ネロ「はい。他の方たちに聞いてみたら、この子がヴィンセント・ヴァレンタインについて一番よく知っていると・・・」
ヴァイス「成る程・・・」
ネロ「更に、ヴィンセント・ヴァレンタインはこの子に惚れているそうです」
ヴァイス「ならば、誘拐する価値があるな」
ネロ「ええ、人質にも情報を聞き出すのにも使えます」
ヴァイス「よし、今度さらって来い」
ネロ「勿論」
これが、ネロによるユフィへのストーカーの始まりであり、恋の始まりでもある。