古書T

□耳掻き
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006号室

セルフィ「あ〜、気持ちいいわ〜」
ユフィ「でしょ?」
リュック「次はアタシね〜!」
ユフィ「はいはい」
セルフィ「ええな、この耳かきってやつ」
ユフィ「えへへ、でしょ?」
セルフィ「今度一本買おっと!」
リュック「アタシも買おっと!」

クシャクシャ

ポイッ(ティッシュを捨てる音)

ユフィ「はい、セルフィ終わり」
セルフィ「え〜?もう〜?」
ユフィ「リュック、ティッシュ一枚取って」
リュック「はいは〜い♪」

シュッ

ユフィ「ありがと。ホラ、おいで」
リュック「お言葉に甘えて・・・」

トサッ

リュック「ユフィの膝枕って暖かくて柔らかいね〜!」
セルフィ「そーやろそーやろ?」
ユフィ「動いたらダメだよ、危ないから」
リュック「あ、ごめん」

・・・・・

ガチャ

ヴィンセント「・・・ユフィ、いるか?」
ユフィ「なに〜?」
ヴィンセント「・・・何をしているのだ?」
ユフィ「耳掃除。それより、何か用?」
ヴィンセント「・・・イデア先生から伝言だ」
ユフィ「リュック、はんた〜い」
リュック「は〜い♪」
ユフィ「伝言?」
ヴィンセント「明日の魔法の授業でマスターマテリアを貸して欲しいそうだ」
ユフィ「はーい。リュック、終わったよ」
リュック「ありがと〜!」

クシャクシャ

ポイッ

ユフィ「今?」
ヴィンセント「・・・後ででいいそうだ」
ユフィ「わかった〜」
セルフィ「ヴィンセントもしてもらったらどーや?」
ヴィンセント「・・・何を?」
リュック「耳かき」
ヴィンセント「・・・」

チラッ

ユフィ「おいで?」

ポンポンポン(膝を叩く音)

ヴィンセント「・・・!」
リュック「ほら、してもらいなよ〜」
セルフィ「ほらほら〜!」
ヴィンセント「・・・お、おい」

ドンッ

ユフィ「ヴィンセント、ティッシュ取って?」
ヴィンセント「・・・」

シュッ

ユフィ「ありがと♪」
ヴィンセント「・・・いいのか?」
ユフィ「?いいからおいでよ」
ヴィンセント「・・・では」

トサッ

ヴィンセント(柔らかく・・・暖かい、な)

セルフィ&リュック「・・・ニヤニヤ・・・」

・・・・・・

ユフィ「ヴィンセント、はんた〜い」
ヴィンセント「むっ?・・・ああ・・・」
リュック「(ありゃ眠り掛けてたね)」
セルフィ「(なんや絵になるな〜!)」

・・・・・・

ユフィ「ヴィンセント、終わったよ」
ヴィンセント「・・・」
ユフィ「ヴィンセント?」
ヴィンセント「・・・zzz・・・」
ユフィ「・・・寝ちゃってる」
セルフィ「リュック、アタシたちは耳かきでも買ってこよーか」
リュック「そーだね〜!」
ユフィ「え?今じゃなくても・・・」
セルフィ「じゃあ、ユフィ、ヴィンセント宜しくね〜」
リュック「じゃあ〜!」

バタンッ

ユフィ「?」
ヴィンセント「・・・zzz・・・」
ユフィ「ま、いっか」

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