巻物

□お義父さんを越えろ
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シェルク「それでは第一回戦を始めます。みなさん位置について下さい」



クラウド「何だかんだ言って始める事になるのか・・・」
ティファ「いいじゃない。賞金も旅行券も手に入れて遊びに行きましょう?」
クラウド「ああ、そうだな」


ユフィ「頑張ろうな!ヴィンセント!」
ヴィンセント「・・・一ついいか?」
ユフィ「ん?何?」
ヴィンセント「・・・その・・・(悲しい事に)私たちは付き合ってない訳だが大丈夫なのか?」
ユフィ「カップルって事で申請したから大丈夫だよ!」
ヴィンセント「・・・そうか」

ヴィンセント(この大会の間だけ・・・ユフィとカップル・・・)

ユフィ(賞金も旅行券も手に入れてこの大会ヴィンセントもゲット出来たら一石三鳥だね!)


セルフィ「アービン!アタシたちの愛の強さを見せよう!」
アーヴァイン「うん!それで絶対に優勝しようね!」


スカーレット「いい?旅行券はアンタにくれてやるから賞金は私によこしなさい」
シーモア「言われなくてもわかっています」
スカーレット「キャハハハ!それでいいのよ」
シーモア「ああ、ユウナ殿・・・!旅行券を手にして貴女の下に必ずや参ります」



シェルク「皆さん準備はいいですね?それではよーい・・・スタート」

パァンッ(空砲を鳴らす)

エーコ「さぁ始まりました『愛の試練』!!最初の種目はー?」
シェルク「『お義父さんを説得して結婚する許可をゲットしろ』です」
サイファー「長い上にいきなりハードル高いな」
シェルク「ルールは簡単。女性の方は先に進み、次のゾーンで待機して下さい。
     男性の方は彼女のお父さん、つまり貴方たちからしてみればお義父さんを説得して
     婚姻届の証明を獲得して下さい」

クラウド「お義父さん越えるだけでなく婚姻届もか!?」

シェルク「カップルなら婚姻届くらいどうってことないでしょう?」
エーコ「シェルクの言う通り!解説のキスティスさん、どう思いますか?」
キスティス「この一回戦は両親が不明な人にはかなり有利ね。なぁなぁに出来るのよ。
      逆に義理のお父さんとの対立が深い所は不利ね」
エーコ「成程、シーモア&スカーレット、ギップル&リュックペアが良い例という事ですね!」
サイファー「この時点でギップルは脱落じゃねーか」
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