巻物

□お義父さんを越えろ
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シーモア「第一関門突破!!ユウナ殿、見ていて下さい!必ずや優勝しますからね!」


サイファー「あれどーにかなんねーのか?ものすげーうぜぇんだけど」
キスティス「大丈夫よ、そのツケがすぐに返って来るから」


シド「おいコラテメェ!!いつの間にリュックと交際してやがった!!?」
ギップル「お、落ち着けって!お義父さん!」
シド「オメーにお義父さんと呼ばれる筋合いはねーよ!」

ゴドー「ユフィとはいつから交際を?そんな話しは一言も聞いてないんじゃが・・・」
ヴィンセント「・・・なんと言いますか・・・その・・・」

クラウド「ティファの親父さん。いや、お義父さん。お嬢さんを俺に下さい」
パパ「断る。君みたいな男にティファはやれん」

ラグナ「お前に娘はやらん!!」
セフィロス「まだ何も言ってない」
ラグナ「いや、言ってみたかっただけだから気にしなくていいぜ」


エーコ「苦戦する男子軍を見るのは面白いですね〜」
キスティス「ええ、カメラを回しておいて正解だったわ」
サイファー「性質悪ぃな、お前ら」


スコール「リノアは俺に任せて下さい」
カーウェイ「いいだろう。娘を宜しく頼む」


三人「チッ」
サイファー「舌打ちすんな。すんなり行って楽しくないの判るけども」


クラウド「ティファは俺が全力で守ります。だから結婚を許してください」
パパ「何を言う。いつもワンテンポ遅れて助けに来るのはどこのどいつだ?それは助けているとは言わん」
クラウド「確かに・・・俺はいつも助けに来るのが遅いです。
     その所為でいつもティファは傷ついてばかりで・・・
     でも、それでも俺はティファを守りたい!傍でティファを支えたい!
     ティファの笑顔を守る為なら俺は何でもする!
     ティファが悲しむ事以外なら何でも出来る!そのくらいの覚悟はあります」
パパ「・・・本当だな?」
クラウド「はい、本当です」
パパ「・・・判った、いいだろう」
クラウド「ありがとうございます!」
パパ「その代わり、娘を泣かせるような事をしたら死を覚悟しておけ」
クラウド「判ってます。それに、そんな事は絶対にしません」


エーコ「おーっと!ティファのパパはクラウドの熱い説得の末、結婚を承諾しました!
    解説のキスティスさん、どう思いますか!?」
キスティス「クラウドのティファを愛する気持ちがティファのパパの心を動かしたのね。
      本当にいいわよね、恋愛って」
サイファー「お前にゃぁ一生縁はないだろーけどな」
キスティス「何か言った?」
サイファー「別に」


ゴドー「そうか・・・またユフィが君を振り回して・・・」
ヴィンセント「気にしないで下さい。私も悪い気はしていませんし・・・その・・・
       ここだけの話しですが、私はお嬢さんの―――ユフィの事が好きです。
       だから、この大会への参加も嫌ではありません」
ゴドー「君は本当に出来ている男だ。ウチのじゃじゃ馬娘をどうか宜しく頼む」
ヴィンセント「いえ、こちらこそ宜しくお願いします」
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