巻物
□無心となれ
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エーコ「さぁさぁ!現在、第四回戦まで辿り着いたのは
クラウド&ティファ・ヴィンセント&ユフィ・ザックス&エアリス・セフィロス&エルオーネ
スコール&リノア・アーヴァイン&セルフィ・ゼル&三つ編みちゃん
ティーダ&ユウナ・バラライ&パイン・シーモア&スカーレットのペアです!
レノ&イリーナ・スタイナー&ベアトリクスペアは第三ラウンドでいつの間にかリタイア。
ほかのペアは追いつくのは難しいものと思われます!」
サイファー「\組ほぼ全滅じゃねーか・・・」
キスティス「第四回戦はまさに試練。果たして彼らは耐えられるのかしら?」
サイファー「おい、悪役サイドになってるぞ」
シェルク「第四回戦では女性には肉じゃがを作ってもらい、男性には木彫りの何かを彫ってもらいます」
クラウド「俺達は適当かよ!?」
バラライ「ていうか木彫りする意味は!?」
シェルク「無心になってもらいます」
全員「無心?」
シェルク「そうです。エプロンを着た彼女が肉じゃがを作るけど何も考えず無心に木彫りをしてもらいます」
ユフィ「それって簡単なんじゃない?」
セルフィ「せやね、何も気にしなければ出来るやろ」
パイン「そんなに難しそうな事でもないしな」
男性陣(そうは行かないんだよ・・・)
シェルク「ちなみに、少しでも手を止めたり彼女の事を気にするような素振りをしたら10分の足止めをさせていただきます」
スコール「待て!彼女を気にするのは当然の事だ!」
ラグナ「偉い!!スコール良く言った!!」
シェルク「これはお互いの信頼性を試すものです。
彼女の事を信頼しているのであれば無心になって木彫りをするのも当然可能だと思いますが?」
スコール「それは・・・そうだが・・・」
シェルク「判ったらさっさと指定の場所に行ってスタンバッて下さい」
スコール「・・・仕方ない・・・」
ティーダ「おお、スコールが折れた」
クラウド「今回ばかりは負けたな」
サイファー「・・・なぁ、エーコ」
エーコ「ん?なーに?」
サイファー「この種目、信頼だけじゃ乗りきれねーだろ」
エーコ「うん、よく判ったね」
サイファー「俺も男だからな」