巻物
□ラストバトル
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エーコ「皆さんお待ちかねのラストバトル・第五ラウンドです！！
本当は十ラウンドまで行きたかったんですけどネタ切れでどうにもなりませんでした！」
サイファー「こらっ」
エーコ「そして言い忘れていましたが、三位まで入れなかったカップルには参加賞が送られます。
参加賞は『OH!』『NO!』枕です」
サイファー「『YES』はどこ行った」
エーコ「そんな事よりも現在残っている選手たちをご紹介しましょう！
現在残ってるのは、クラウド＆ティファ・ヴィンセント＆ユフィ、
アーヴァイン＆セルフィ、セフィロス＆エルオーネ、ティーダ＆ユウナ、
シーモア＆スカーレットの６ペアです！解説のキスティスさん、どのペアが勝つと思いますか？」
キスティス「これはなんとも言えないわね。でも、言えることは一つ。
愛と欲望が大きいペアがこの戦いに勝利するわ」
サイファー「欲望は余計だ」
シェルク「彼女のみなさんは伏せられているメモを読んで指示に従って下さい。
なお、全員書いてあることは共通です。それと、彼氏の方には何も言わないで実行すること。
そして彼氏の方は彼女にメモに書いてあることを実行して貰った後にゴールまで走って下さい」
ティファ「・・・」
ユフィ「・・・」
セルフィ「・・・」
エルオーネ「・・・」
ユウナ「・・・」
スカーレット「リタイア！！！」
シーモア「ええーっ！！？」
エーコ「おーっと！ここでスカーレット選手がリタイアしました！！一体どうしたというのでしょうか！？」
スカーレット「自分を殺すくらいなら賞金を諦めて逃げた方がマシだわ！！」
シーモア「話が違います！メモに書いてあったことを実行しなさい！」
スカーレット「お黙り！私に命令すんじゃないわよ！！！」
エーコ「破局したーーー！！あまりにも無理のあるカップルが破局じで散っだーー！！」
サイファー「大声出し過ぎて声枯れてんぞ。水飲め」
シェルク「腹の括れた方はどんどん実行して下さい。これは時間との勝負です」
クラウド「腹括れたとか言うな」
ティファ「―――クラウド！」
クラウド「な、なんだ？」
ティファ「い、いってらっしゃい、アナタ・・・//」
chu
クラウド「！！」
エーコ「ティファ選手、実行が早い！！」
キスティス「メモに書いてあったのは『「いってらっしゃい、アナタ」と言って彼氏の頬にキスをすること』
これは中々の勇気がいるわ。色々と恥ずかしいし、考えた作者もなんだか自分を情けなく思った程よ」
サイファー「それ言うな」