お題

□暗めのお題―世界を壊す王女のセリフ―
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■覚悟はできていたんだよ。わかっていたもの。いつかこうなるって。―だから、大丈夫。

■そうね、私、いつかあなたのために、ボロ雑巾のようになって死んでゆくのね。かまわないわ。あなたのことその程度には愛しているもの。

■あの人も私も、時間の経過とともに大人になっていくのに。どうしてあなたは時を止めて夢ばかり見ているの?

■それでも私、死んだあの人を見て安心したんです。―ああ、こんな男でも、流れる血は赤いんだわ…って。

■ごめんなさいね。私、もうその程度のもので恐怖を感じるほど、初じゃないの。

■ご心配なく。これは私が抱えた闇よ。
あなたに心配される筋合いはありません。

■どうして人は恋をしてしまうの?
いつか泡のように消えゆくものだとわかっているでしょうに。
■私は、あなたを助けようとは思わないわ。
でもそうね……いつか、ぼろ雑巾のように使い古されて朽ちてゆく前に、あなたの隣にいる夢を見たいの。

■私は誰にも願いません。だって願いは、叶わないからこそ狂おしく愛おしいのだから。
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