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□月の影
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軍に入った当初、諫たんは美人ですから他の兵に目をつけられちゃうんですね。

そんで暴力で良いようにされてしまう。
しかも毎晩ね。相手も日替わり。
なんて残酷なんだ。



草介はそんな諫を見てらんなくって、止めに入るんです。
とはいえ日本育ちのひよっこですから、当たり前にフルボッコですよ。一瞬で返り討ちに遭って、逆に壮絶にリンチされちゃう。


でも草介は懲りずに何度も諫を助けようとします。
それを面白がって、あえて草介の目の前で諫たんを辱める外道たち。最低。


そのうち諫はだんだん笑わなくなってきて、抵抗もしなくなるんです。


でも草介は懲りずに死ぬ一歩手前まで殴られて失神。


意識を取り戻す頃には全部終わってて、諫たんはボロボロになった草介を膝枕してあげてるんです。自分だってボロボロなのに。

草はそんな自分がふがいないやら、諫たんに申し訳ないやらでただ諫たんの体を清めてあげるしか出来ないんです。


不毛な関係。
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