頂き物文

□何年経っても…
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「綱吉、それが終わったら僕の部屋においで」

「あ、はい」


ボンゴレは次々に敵に攻められ、ボスの仕事も増えていった。そのため綱吉が雲雀と過ごせる時間も日に日に短くなっていた。

急に呼ばれて驚く綱吉だったが、貴重な二人の時間を楽しみにしていた。

「失礼します、雲雀さん…」

「やぁ、綱吉こっちにおいで」

「はぃ…」


静かに部屋に入ると普段では想像も出来ないような笑顔で迎えてくれる。

雲雀はベッドに座っている自分の隣に綱吉を呼ぶと綱吉は素直に従う。


「綱吉、最近仕事多いけど、平気?君にとってはハードスケジュールなんじゃない?」

「あ、俺は平気です。みんなの方が特訓とか頑張ってるみたいだし、俺ももっと頑張らないと…。」

「それ以上頑張ってどうするの?少し休みなよ。」

「休みは雲雀さんと会えるだけで十分ですよ。」

「君って子は…;もう少し自分を大事にしてよね…。」

「ぁ、はい…;」


こうでも言わないと綱吉はみんなに気を使いすぎて自分が見えてないことに気付かないからね…。



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