五
□REBORN! ◇ BL ◆
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(♪)
骸×綱
※微裏
「ちょ,骸!
どこ触ってるんだよ…!!」
「どこって…。
太ももですが…?」
骸と呼ばれた,オッドアイの男が,茶髪の男の太ももを服の上から,撫で上げる。
「っ//!!」
ぴくんっ!
と,微かに動く茶髪の彼は,顔を真っ赤にして骸の腕の中でもがく。
「クフフ…。
敏感ですね…」
更に,上へと手を進める。
「あっ//!
だ,だめだよ!!!俺,おかしくなるっ…//!!!」
腕の中でもがくが,骸はなかなか彼を放そうとはせず,逆に抱く力を強めた。
「話しませんよ,ボンゴレ」
妖艶な笑みをこぼし,彼を見下げる。
「放せ…っ!!」
「…そんなに,僕が嫌いですか…?」
先程見せた,妖艶な笑みを一転させ,悲しげな表情をする。
「え!?
あ,ち…ちが…うっん//!?」
骸は,一瞬の隙をつき,彼の唇を奪った。
くちゅ…
くちゃ…
「ん…ふぁっ//んん…//」
骸は,舌を絡め彼の口内をかき乱す。
シタシタと,口から唾液が流れ落ちていくのも,気に止めず,絡めては,離すのを繰り返す。
その行為に,いつの間にか酔いしれる茶髪の彼は,抵抗することを忘れていた。
やっと,唇が離れた時には,彼らの口周りと首元,服の一部は唾液で濡れていた。
「はぁ…はぁ…///」
茶髪の彼は,袖で口を拭き骸を見上げる。
「クフフ…。
まだ,物足りないのですか?」
黒く,細く笑む骸。
「そ,そんなんじゃ…///!」
否定しようとした時に,骸はわざと割って入った。
「クフフ…。
次は,優しくはしませんよ…?
沢田 綱吉…」
そう言って,床に押し倒し,二人はその夜に身体を一つにしたそうだ。