隠の王夢

□第壱話
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「「じゃ」」

とまた何事もなかったように帰ろうとする

「あっ!!」

「「…なに?」」

「壬晴君壬雨君 ぜひ忍道部に入部してよ!」

とどこから出したのか忍道部のポスターを見せる

「「…」」

二人は じっ っとみていたせいで虹一はあせりはじめた

「基本的には剣道・空手・合気道なんかをベースにした
総合武術で心身を鍛えることが主な活動なんだ

これに付加して
「忍術」という先人の知恵を学ぶから忍道と呼ぶのであって…

そのォ…

ものっすごい 嫌そうだね


壬晴と壬雨はいやそうな顔をしながら黒いオーラを漂わせていた


「ちゃんと顧問も決まってるんだよ

その先生からもぜひ君に入部してほしって…」

「知ってる 雲平先生だろ」

「えっ?」

「雲平先生にも虹一と同じこといわれた」

「あ… そうなんだ」


と虹一は冷や汗をかきながら壬晴と壬雨階段を降りていた


「何でそんな部がつくりたいの?」

「っ…!?
ええっと それは―――」



一方階段の壁側では教頭が歩いてると壁から カタ… っとういう音がした





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