COWBOY BEBOP夢(完結)
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お菓子が足りない
起きたら、珍しくヴィンセントが部屋にいた。
いつも私が寝ている間に居なくなって、ご飯と私だけが部屋にいる。
あ、ソリタリアとフランケンと椅子と机とソファもあるけど。
…部屋に、こんな言い切れる程の数しか物がないってどうなの？
「おはよう、ヴィンセント」
「…遅いな」
「そうかな？…時計がないから分かんないけど、体内時計はまだ８時くらいだよ？」
「…ナツメの体内時計は２時間もずれているのか」
時間はもう１０時だったらしい。
ご飯は私の分だけ置いてあって、ヴィンセントはソリタリアをやっていた。
…ソリタリア、やりすぎ。
きっと私と話してる時間よりソリタリアをしてる時間の方が長いよ。
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