ポエム

□君ノイナイ世界
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何なんだ…



『おい、スザク』



どうしてこんな…




『ん、何だ?スザク』





何で君が…






『スザク』
















微笑みながら僕の名前を呼んでくれたあの声。
あの顔。
あの温もり…


…もう聞けないのか?見れないのか?感じれないのか…?



…何故君が死ななきゃいけなかったんだ?

君が死ぬ必要なんてなかった

君は悪くない…悪くないんだよ

君は生きなければいけなかった…
生きる義務があったんだ…!

君を必要としてる人間が山ほどいるんだよ!!


少なくとも、僕はその内の1人だ。


生徒会の皆だって、ナナリーだって…











そう思ってた



でも



気づいたら僕の手は赤色に染まってた

君は僕を見て、ただ微笑んで…

そのまま、僕の視界から消えた……



観衆からの歓声、ざわめき…
そんな声は全く僕の耳には入らず


ただ…

ナナリーの泣き叫ぶ声だけが




鮮明に聞こえた…










君はこれでよかったのかい?

…君は、いいに決まってるって言って笑うかもしれないね。




でもね、



僕は耐えられないよ…










だからさ

僕も君の元に行ってもいいかい?


ねぇ…ルルーシュ









君ノイナイ世界ナンテ、意味ハナイノダカラ…






Fin.

→後書きという名の反省
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