04/29の日記

10:51
忍※)少年の微妙な心の段感想
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※ネタバレ感想注意





遅くなりましたが、改めまして4/25の感想を!勝手な解析的なものを含みますのでご注意を…!

すっごく泣きました。感情が高ぶってしまい、夕飯も咽を通らず夜も寝付けませんでした。自分おかしいんじゃないかと本気で思います、ええ。
でもわたし幸せなんだ。

まず三ちゃん。どんなに頑張っても、一生懸命にやってるのに成果が出ない…。悔しい、悲しい、つらい、イライラする。
そんな気持ち、よくわかります。私自身、すごく三治郎に似たところがあるなと感じるので…^^;
そんな自分が許せなくて、笑えなくなってしまうんですね。
そこで兵太夫に相談。やっぱり、他のクラスメイトより同室の子のほうがなんでも話せる親友なのかな。

次に兵ちゃん。三治郎からの相談を受けて、三治郎のために自分に何か出来ないかと一生懸命にする兵ちゃんの姿にジンときました。食堂のシーンではご飯を食べながらも横目で三治郎の様子をうかがっていて、兵ちゃんの優しさを感じました。からくり人形で笑わせようとしているシーンでは、三治郎に「面白くない」と言われ、必死になっていましたね。大切なひとには、いつも通りの笑顔でいてほしいもんね。

自分の思い通りにいかないから、つい誰かに当たってしまう。でもそれは心許せる相手だからでしょうか。自分のことを本当にわかってくれるひとだから、安心して感情をぶつけられるのかな。

子どもって素直ですよね。「バカ」とか「おまえとはもう遊ばない」とか、勿論本心ではないんだけど、変に考えたりせずに思ったままを素直に吐き出せるんですから。
本気になってケンカして、ひとりになってさみしくなって、「ごめんね」って言えば仲直り。
どちらも大人じゃできない。
相手の顔色なんかいちいちうかがわないもんね。だからそこが《素直》。

ケンカってさみしいもん。嫌いになってほしくないし、嫌いだなんて思ってないもん。
だから三治郎もひとりになって、反省したんだろうな。

三治郎が部屋から飛び出して行って、後から追いかけて探す兵太夫。
そして兵太夫から「ごめんね」。
その様子を見ると、兵太夫のほうが大人なのかな。
先に「バカ」とか「もう遊ばない」とか言ってしまったのは兵太夫だけど、それはついムキなってしまったからで。
自分のためを思って一生懸命に考えてくれてた相手の気持ちを素直に受け止められずに、自分の感情まかせで当たってしまった三治郎のほうが、今回はいけない。だけどそんな三治郎より先に自分が謝るんだもの、許してくれるんだもの。
兵太夫は三治郎にとって、一番の理解者なのではと感じました。
三ちゃん、謝れて良かったね。仲直りできて良かったね。

握手してホッとしたら、さっきまでちっちゃなことでケンカしていた自分たちが馬鹿らしく思えて、思わず笑ってしまうね。


今回のお話を観て、兵太夫と三治郎のかかわりの姿が理想通りで、もっともっとだいすきになりました。
子どもだもん、子どもらしく自分をぶつけたっていいんだ!ケンカしたっていいんだ!
「ごめんね」が言えればいいんだよ。

本当に本当に幸せな一日でした!ありがとう!

長々とありがとうございました^^

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