オリジナル詩・短文
□ひとりのクリスマス
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あるところに
大きく高い高い木の下で
一人で暮らす少女がいました。
『ひとりのクリスマス』
ある日、両親は少女をおいてどこかへ行ってしまいました。
だから、毎日毎日少女は学校に行ったあと
夜遅くまで働いています。
だんだんと 寒くなってきました
そろそろ冬の準備をしなくては
クリスマスはどうしようか
少女がどんなに頑張って働いても大したお金にはならないので、十分な準備ができません。
少女は考えました。
ある日、何かを思いついた少女は遠くのお店まで歩いて買いに行きました。
そして
少女の買ったものは…
りっぱなもみのきなんていらない
ごうかなけーきやしちめんちょうなんていらない
ただ、あたたかいものがほしい
あと、ほんのすこしおしゃれがしたい
クリスマスをすごしたい