SS

□天然 〜浜面×滝壺〜
1ページ/2ページ



第7学区のとある病院に彼はいた。浜面仕上。元スキルアウトのリーダーだったが、崩壊後アイテムの下っ端構成員となるがアイテムも崩壊し、現在ではただの暇人と化している。


隣にいるのは絹旗最愛。元アイテムの構成員で大能力者(レベル4)。




今日は体晶の使い過ぎで倒れた元アイテムの構成員、滝壺理后のお見舞いに来ていた。



「それにしても浜面からお見舞いなんて超珍しいですね」

「お前は滝壺が心配じゃねえのかよ?」

「浜面よりは超心配してますよ」

浜面は可愛くねえと言いながら病室の扉を開ける。

扉の向こうには滝壺理后が眠っていた。

「タイミングが超ハズレでしたね」

「………………」

浜面は反応しない。

「(………スゲー可愛い)」

浜面は滝壺の寝顔に見惚れていた。

「あのー浜面、超話聞いてますか?」

「え?何だ、俺は滝壺のことなんざ───」




「浜面は滝壺さんを超頼みます」

「……絹旗?」

「私は超喉が渇きました」



絹旗は病室から出ていく。









.
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ