07/23の日記

03:33
その声で弾ける世界。
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その朝は、俺の14歳の誕生日だった。


「おはよ」


思考回路がフリーズした。
ここはどこ、お前は誰なんて寝起きの頭じゃうまく回らなくて。

「あんた誰すか?」

なんとか絞り出した言葉を目の前の人物にぶつける。
少し年上っぽい、髪の毛がやたら派手なくせに人懐っこい表情で笑うその人。全然知らない人なのになんか安心するのは何でなんやろ。ほんまにこの人は、なんなんやろ。


「俺は謙也や。覚えてな光」

耳の上をくしゃりと撫でながら最初に見た笑顔を向けられた。心臓の横がくすぐったくなる。
気持ちのいい手でスルーしそうになったけど。

「何で俺名前!?」
「何でやろなー?」

謙也と名乗った不思議な人は一瞬さみしそうな目をして笑った。


柔らかい日差しが部屋中に広がる。
謙也と名乗ったその人を俺を柔らかく照らした。



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ありきたりな展開が待ってそうな空気まんまんですな。
中途半端ですが続かない(笑/えない)

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