紫隻鬼愛
□とりあえず黙れ
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※先生は書道担当
「いや、無理!色仕掛けなんて無理!」
「んなことねーよ」
「龍の旦那は何を根拠に…」
「積極的に迫るのは元親の性格上厳しいんじゃね?」
「Oh…簡単だろ」
「だから何が!?お前は俺をなんだと思ってんだ!」
「アイツは書道命だからな。“ねぇ先生ぇ〜”ってしなだれかかるんだよ」
「お、おぅ…?」
「ちゃんと筆でくすぐりながらやるんだぞ!」
「「「!?」」」
「んで奴が焦ったときに“この筆は先生のために作ったんですぅ”って言って、更に!」
「もういいもういい!!」
「更にって俺に何やらせようってんだよ!?」
「だからそれはだな」
「うっさいよ!慶次そっち押さえて!!」
終