紫隻鬼愛

□メリーさん
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そのあと風呂に入ったり、政宗が作ったパスタを食べたりしたが、元親はその間ずっと 青ざめていた(本人は認めなかったが)。

もともと遊びに来たわけだし、ゲームでもしようかと思ったが、この様子だと何をしても楽しくないだろうと思い、即就寝となった。






「まさかghost storyがだめとはな──」

かわいい、と政宗はベッドに寝転んで思った。しかしあの怖がりようだと夢に見るのではないだろうか。

そんなことを考えていたらドアが開いた。

「政宗…?」
「元親?どうした?」

政宗の家は広く、客室も三部屋ほどある。元親にはその一つをあてがったが、何か不都合があったのか。

元親は何か言いたげだが黙ったままだ。




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