□合わない歩幅
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シェリル、泣くなよ。

泣くな泣くな。そんなに悲しむならやめろ。あんな男捨てれば良いんだ。どうしてあの男なんだ。








どうして俺じゃないんだ。


どうして…




「シェリル…」


「…アルト」


「まだ、泣いてるのか…?」


「…ん、ごめん…」


謝らなくていい。謝ったってシェリルは泣きやまじゃないか。

震える肩にそっと手を置くとびくりと揺れるシェリルの体。
それが哀しくて、痛くて、またそっと手を離す。



「シェリル、」


「…」


「頼む、から」




もう泣き止んで。俺を見て。














パイロットは恋愛対象にしてもらえないのですか



(もしそうなら、パイロットなんて喜んでやめよう)
























随分変な文に…すいません。
シェリルは有名男性タレントと付き合ってた設定です。

 

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