女王と99人の騎士
□due
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「えっとぉ…今日からマネージャーになりました見栄 美姫でぇすVvよろしくお願いしまぁすVv」
『(…キモいよ。)』
見栄はとてつもないブリッ子だった。
父は見栄財閥の当主のようだ。
まぁ…佳宮財閥や跡部財閥の足元にも及ばないが。
『(レギュラー目当てでしょうね。邪魔にならなければいいのだけれど…。)』
その日はそれだけで、見栄は明日からとなった。
次の日の部活の時間。
『さて…何から教えようか?』
「はぁ?私が仕事なんてするはずないしゃん。」
『…じゃ、何故マネージャーになったの?』
「決まってるじゃない。私はお姫様なの。美しい人やカッコいい人の側にいないといけないの。仕事はあんたがやればいいじゃない。」
『(…自分が一番可愛いと思ってるのかしら?)…くだらない。』
「なっ…ムカつくっ!!まぁ、いいわ。早く仕事しなさいよ!私は皆の応援っていう大切な仕事があるんだから!」
と言って部室を出ていった。
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