Sweet

□酔いしれるこの夜
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「はあー…疲れた」



ぽつりと呟いたとき。





バンッ!!!



うちの部屋の扉が急に開いて、入ってきたのは…




「ひ…光?」



さっきまで眠たそうにしとった光やった。




「どうしたの?やけにみんな騒がしいけ…」



ガシ


不意に、座っているうちの腕を光が引いて、そのまま近くにあったベッドに押し倒した。



「ええっ?!!光??」



い、いつもの光やない。



毒舌でSなんは知ってたけど、手出すなんて今までなかったはず………




「…あき先輩」



「え?何…」



光はうちの顔の横に両手をついてそのまま覆い被さるようにしてベッドの上で抱きしめる。




「待ってよ光っ……」




「…好き」



え?今なんて…



「好きや」


“好き”やて?

嘘やん
光はうちのこと
好きになるわけないやん


うちはただのマネージャー、やし……。


光はいつになく間抜けで小さな声で。


襲われてるも同然やのに、体は言うことを聞かへん。



しかしその体勢のまま光は喋らへんようになった。



……???



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