Love you

□その18
1ページ/16ページ





「……う…ん…?」



目を開けると見慣れたような見慣れないような天井が。



あれ、ここどこだ?


起き上がってあたりを見渡した。


保健室、だよね。

そういえばあたし。
ベンチに座ってから記憶ないじゃん!誰かつれてきてくれたんだ。


誰だろう?お礼言わなくちゃ!


時計を見るとなんと夕方の6時を過ぎている。


あたしが、最後に時計見たのは10時ちょっとすぎくらいだから……


あたし、そんなに寝てたの!?


慌ててベッドから出ようとしたら、


ずるっ


滑り落ちそうになってとっさに手を出した。






財「なにしとんのや」


あたしの服を軽々と掴んで、落ちそうになったところを支えてくれた財前。


て、練習終わったよね?
なんでここに?



辺りをよく見渡すと、財前だけでなく白石先輩に謙也先輩、一氏先輩と金色先輩もいた。



白「気ついたみたいやな」

謙「ほんま、一時はどうなることやと思ったわ」



小「由奈ちゃんたら、なかなか目覚まさないんだものっ!気うしのーてる聞いてアタシえらく心配しとったんやでぇ」


ユ「浮気か!死なすぞ」




>
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ