投稿小説
05/11(Tue) 20:07
零
雨霰の如くあらゆるものが壊され乱れ行く中を零は廃屋からウズウズしていた
零「あー…最近なまってきたし闘いてぇなぁ」
両腕を頭の後ろに回しブツブツと呟きと共にある決心を決めた
零「よしっ!俺も参加させろ!!」
廃屋から闘いの真っ只中に飛び込んだ
「!?」
「誰だ!?」
零「よっと…俺も仲間に入れてくれないか?」
「セキレイ!?」
「誰!?」
突然の乱入者に一時的に闘いを止め二人の間には土煙が立ちこめていた
零「零だ!よろしくな!」
満足げな顔でニ体のセキレイをみたが
「闘いの最中に乱入してくるとはいい度胸ですわね!このセキレイNo.42“美鎌”が懲らしめてあげましょう!!」
「私はセキレイNo.58“金芽”!撃ち殺す!!」
零の表情とは間逆の顔をし敵と判断した美鎌と金芽と呼ばれる少女達は容赦なく襲いかかった
美鎌「いきます!“鎌鼬”!!」
金芽「貫け“鋼針弾”!!」
無数の斬撃と金属音を鳴り響かせながら二発の弾が目の前まで迫るが零は恐れを見せずに右手を前に翳しそして…
零「“神羅天乱”!!」
その言葉に一瞬にして二人が放った技が消えた
美鎌「うそっ…!?私の“鎌鼬”が消えた…!?」
金芽「何をしたの…!?」
自らの技を目の前で消され困惑状態の二人とは違い零は呆れ顔で二人をみた
零「んだよ…この程度か…ガッカリだな」
美鎌「くっ…何をしたか知らないが消してくれる!」
打ち消されてなお立ち向かう美鎌は新たな技を放とうするがそれは無意味だと気づくのは後からだった
零「遅い…」
動いた動作を見せず一瞬で目の前に現れた
美鎌「え…!?」
金芽「速いッ!?」
すでに射程距離をとった零は二人の間に立つ
零「加減してやる…防げよ?…我流“双天爪掌打”!!」
二人の腹に掌底を叩き込んだ直に喰らった二人は吹き飛んだ
美鎌「かはっ…!?」
金芽「キャッ!?」
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