投稿小説
06/02(Sat) 05:52
ミカド
キーンコーンカーンコーン…キーンコーンカーンコーン……
チャイムが学校内に響きわたる。私は教科書を鞄に詰めると、早足で下駄箱に行った。
私は下駄箱につくと、シューズを脱ぎ、靴を履く。そして外に出る。
「終わったぁ…」
私は背伸びをすると、歩き出した。私は帰宅部。周りの友達は何か部活した方がいいと言ってくるが、初めからする気なんてさらさらない。
「部活のどこが楽しんだろ」
私は独り言をつぶやいた。
風が気持ちいい。私は自然が大好き。もともと田舎者だったからそのせいでもあるけど、でも私は自然が好き。
こうしていると小さい時を思い出す。
「ふふっ…」
何故かわからないけど笑ってしまう。今何をしたいか、よく考えてみよう。私は心でそう決めると、家に向かって歩きだした。
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