Present

□お芋遊び
4ページ/6ページ


―――――…











あーあ、もうお終いかぁ

「最後なんて空イきじゃん」




返事は無い。

気絶は駄目って言ったのに。


「まぁいいや、良いよね? またいつでもできるし」


そう呟いてルートの水筒にキスをする。媚薬なんてその辺でも手に入る。簡単だ。



「ルートすぐに効いちゃったし、もっと崩れてくれても…… あぁ、そっか」

ぽん と掌に拳を軽く落とす



「寸止めすれば良かったんだ」



結局、一時間は軽くルート1人でシたわけで。部屋は独特の匂いはするわで、ルートの服は汗と液でぐしゃぐしゃで、ついでに気絶ときたわけだ。

「俺演技ヘタだからなぁ〜 ちゃんと言えるか不安だよお」

ルートは… 放置、で いっか。


「またね、ルート 後でちゃんと迎えにくるから良い子で待っててね」

ちゅ と軽く額にキスをする。
まぁ手錠が填められてそう移動することはまずないだろうけど、






「シャツだけ置いていこう」


変な染みなんてついてたら嫌だしね


腕時計に目をやると、会議再開からちょうど30分が経過

皆起こってるかなぁ








「……起こってるよね〜」










ルートの姿を一度だけ見、俺はそこを後にした…
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ