‐Novel(U)‐
□子供は元気の子!
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【子供は元気の子!】
ふふふふふ
今夜もパパがスウェーディングしてくれた快適インターネットて遊ぶですy
ガシッ
「部屋行け」
「や――!」
ピーターは意図も簡単にベールヴァルトにつまみ上げられてしまう
「シー君まだ眠くないですよ!」
… めんげぇ
そう叫ぶとベールヴァルトには珍しい、どうしたものかと軽く冷や汗を流しながらゴゴゴゴゴゴゴと音をたてるような威圧感を漂わせたが、ピーターには通用しなかった
「フィン……」
困った
そんな顔をして助けを求める
「どうしたんですか? ほらシー君、就寝時間はとっくに過ぎてますよー」
(う………)
「し、シー君まだ寝たくないですよ!」
するとティノは言うのだ
「良い子にしかサンタさん来ないって知ってますか?」
ふふ
と笑うティノにピーターが折る
「……わかりましたよ」
「うん、シー君偉い偉い」
それからリビングのドアから覗くように言う
「パパー ママー お休みなさいなのですよ」
「まっ……」
ママ!?
バタン
「…ふ」
「わ、笑わないで下さいよスーさん!!!」
涙目で訴えかけるティノの声に花たまごが起きかける しかしベールヴァルトがすぐに気付いて口元に人差し指を立てたので、ティノもそれに気付き回避することが出来たのだった……
それからティノは静かに口を開く
「―… でも本当に、シー君って可愛らしいですよね」
子供の中の子供みたい と笑う
「……あぁ」
「スーさん?」
気づけばベールヴァルトはティノの体を包んでいて…
「おめぇも、な……」