Present

□снег стpана день
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「なぁに本田君」


みんなと別れてからしばらくしても僕の後ろを離れない本田君についに声をかける。
そんなに僕と居たいのかな、なんてね。

「貴方に言わなければならないのです」

「それは大切なこと?」

君はたまに挑戦的に笑うからね、何をするかわからない。 だから僕はいつも君にドキドキするよ

「はい」

だから僕も先に出てあげる。


「ねぇ、言って?」


本田君の頬に手を添える。さすがに冬の夜だけあって、本田君の頬はとても冷たかった。 温めてあげようか、君を。











「С днём рождения」



「!」


君は本当に……

「まだ誕生日じゃないんだけど?」

意地悪で最悪だ。


「当日は使用が入ってしまっているので言うことが出来ないんです」


「じゃぁそれだけ言うためにわざわざついて来たの?」


プレゼントも無しに、


「何も持ってないんですよ何せ、貴方に言うとすら思ってなかったんですから」

「そういう事、普通言わないでしょ」


「でも…」



ほら、挑戦的に笑うんだから



「わたしにできる事であれば何だって致しますけどね」

「なら僕と一緒に寝てもくれるんだね?」

「貴方が望なら」



僕も笑った。


そんな白々しい態度をとる君がすごく――…


「本当、君はむかつく性格してるよ」






















すごくむかつく。















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