闇と光

□第一章
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〜同時刻・京〜


?「いいか、逃げるなよ、背を向ければ切る」


そう声を発したのは、長髪の黒髪を一つに結い上げた男性その男性の後ろから茶色の髪を纏めた男性、そして黒髪を緩く片方に纏めた男性の3人が立っていた。

雪が月に反射してまるで狂い咲きの桜の花びらのようだった


「あ…」


そう言うとぐらりと体が揺れ地面に倒れた。


?「どうします?いっその事殺しちゃいますか?土方さん」

土方「馬鹿なこと言ってんじゃねぇぞ総司、コイツは頓所に連れ帰る。…頼めるか斎藤」

斎藤「はいわかりました、総司行くぞ」

総司「あぁ〜、もう解りましたよ、まったく土方さんも一君も冗談が通じないんだから」


文句を言いながらも、刀を向けられ気絶した少年を斎藤が担ぎその場を後にした…








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