「…泉」

「んー?」

「んー、じゃなくて」

「なに?煩い」

「お前が煩い、もう離せって、邪魔」

「俺、喋ってないじゃん、阿部は相変わらず横暴だな」

「行動が煩いんだよ、横暴なのはある意味お前だ」

「可愛くないこと言うな、萎える」

「可愛くなくていい一生萎えとけだから離せ」

「やだ」

「やだってなんだ暑いしうっとうしい」

「あー、阿部煩い、何?もっとくっついてって?」

「っ、苛々する…本当、お前うざい」

「うざくて結構、あー…阿部臭癒される」

「…変態、もう勝手にしろ」





嫌がる彼は口だけで





(…振り払おうとしないくせに)
(何?)
(なんでもねー)










M:会話文、誰か文才をくれ。タイトルは某青い歌機械『恋するアプリ』の一部分。

2009/11/17


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