彼女にあったのは、一つの約束。

必ず帰ってくるといったあの人は、帰ってこなかった。


5年前、国は滅び王族唯一の生き残りが小さな砦を率いていた。

それが、唯一の彼女の価値であった。

大きな期待と、自分を求める声。

気がつくと、彼女は仮初の玉座に着いていた。

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