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□その心は？
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円堂「そういえばさ」
豪炎寺「なんだ？」
円堂「この場に居る奴、誰一人としてあれが無いよな」
鬼道「あれ？」
円堂「彼女」
豪炎寺「………………」
ぴたっ（熱を測る
円堂「……なんだってばよ」
豪炎寺「熱は……無いな」
円堂「何も無いってば」
鬼道「円堂の辞書に『恋人』や『彼女』なんて言葉は無いと思っていたが……」
豪炎寺「むしろ縁が無いと思ったが……」
二人「あったのか」
円堂「お前ら失礼にもほどがあるぞ。
そりゃ、サッカーが一番好きだから俺の嫁はサッカーだけど」
鬼道「それでこそ円堂だ」
豪炎寺「あぁ」
円堂「…………」
鬼道「それでどうした？ 何故、突然そんなことを言い出す？」
円堂「なんとなく……」
豪炎寺「まだ中学生の、スポーツ少年に彼女だの彼氏だのは無縁だ」
鬼道「一之瀬以外」
豪炎寺「大体、公式で彼女が出来たら大変な事になるのは当たり前だ」
鬼道「一之瀬以外」
円堂「でも半田とか居そうだし」
吹雪「それは違う！」
円堂「わっ」
鬼道「何処から沸いた」
吹雪「いい？ 半端くん筆頭に彼等はホモホモ要員なんだ。
僕と染岡君のようなラブコメ要員とは格が違うんだよ」
豪炎寺「……それはホモホモ要員じゃないのか？」
吹雪「ううんラブコメ要員」
円堂「っていうか中の人ネタかよ」
吹雪「中の人なんて居ない」
円堂「2010夏の某深夜アニメ一話の血を吐くシーンのアテレコ中にリアルに吐いたって本当？」
吹雪「だから中の人なんて居ないってば」
豪炎寺「よく『ってばよ』と言う円堂はどうすればいいんだ」
吹雪「止めれば良いと思うよ」