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□バカですがバーカではありません
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ガゼル「バーカ」
バーン「違う！！」
ガゼル「……そうやってバーカで反応するからバーカ呼ばわりされるのだ。
良いか、違うなら反応するな。
反応するから、バーカだとからかわれる。 いくらお前が本当にバーカでもそれくらい分かるだろう」
バーン「んなっ…………。
た、確かに、そう……だよな。
嫌なら反応しなけりゃ良いんだ。
そう、なんだ…………」
ガゼル「ようやく気付いたか」
バーン「あ、あぁ……」
グラン「これで一件落着。
全て安心安心だね。
ってことでそのボールちょうだい」
ガゼル「貰ってどうする」
グラン「決まってるでしょ、俺の円堂君コレクション通称『まもまもコレクション』に加えるんだ。
雷門の円堂君が普段立ってる場所の土、河川敷の土、円堂君の指紋、円堂君の椅子、円堂君の机、円堂君が昼間に使ったスプーン、
円堂君の寝顔写真に入浴写真に小さい時の写真に転んだ時の写真に泣いた時の写真に学芸会のビデオ、あとフットボールフロンティアで使用したボール、ぼろぼろに破れて使えなくなったグローブなどなどたくさん」
ガゼル「……お前そこまでしているのか」
グラン「勿論！ 円堂君ファンクラブの第一号として当然だよ！
どう？ ガゼルも入る？ 円堂君ファンクラブ。 匿名で参加出来るよ」
ガゼル「お前しか居ないだろう」
グラン「いやいやそれは違うね。
俺の他にも『円堂さんの後継は俺だけ☆』さんや『ドリルスマッシャー』さんや『ラブリーファイア妹』さんや『ファンタジスタ(笑)』さんや『胸囲の侵略者』さんや『また洗脳されたウニ』さんや『円堂は昔からの知り合いだ』さんなどが居るよ」
ガゼル「……そうか、たくさん居るのだな」
グラン「そうそう」