こんなの非日常的だ!

□病
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昨日は疲れました。
凄く疲れましたとも。

やっぱ田舎町でもナンパってあるんだね。
(しかも逆ナン)

今日は日曜日。
新しい食器を適当に洗い(正しくは佐助が)、午後は皆おのおの自由に過ごした。

俺も居間で買った本を読んでいた。



「暇でござるー」

『庭を壊さない程度に鍛錬にでも行ってらっしゃい』

「承知いたした!」



走って行ってしまった。
そんなに暇だったんなら、元就みたくドリルすれば…

あれ、元就も眺めてるだけだ。

すると慶次が俺の隣に座り、テレビを付けた。
(もう慣れたんだな)



「幸村は元気だねぇ〜」

『本当に…
テレビ見てゆっくり出来ないんだろうな』

「筋肉馬鹿」

『…元就はいつも直球だな』

「旦那は強くなって、早く竜の旦那を負かしたいんだと思うよ?」

「Hey,幸村!
手合わせでもしようぜ!」

『火ィ付けちゃったじゃん』



政宗まで走って行ってしまった。

うぉぉー!とか聞こえる。
近所迷惑になってないかな。

…まぁ隣まで距離はあるけど。

次は元親が後ろから、俺の愛用してる物を持ってきた。



「涼、これ何だ?」

『iPodって言って、このイヤホンを耳に付けて電源付けると…音が聞こえる』

「Σうぉ!すっげー!」

「俺には聞こえないよ?」

『イヤホン付けてる人だけに聞こえるんだよ』

「へぇ〜!元親、後で俺に貸して!」

『多分聞こえてないぞー』



そんなのんびりと…皆がリラックスした午後、やっぱりパニックは起きた。

午後3時の出来事。




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