こんなの非日常的だ!

□学
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ご飯も食べ終わり、風呂も無事に終えた。

勿論、今日も武将たちの髪の毛を乾かしましたとも。
(半兵衛の髪はフワフワだった)

ボーっとテレビを見てたら、武将たちが騒ぎ出した。



「これから何かあるのかい?」

『うーん…
あ、誰が俺と一緒に寝るか決めるんだと思うよ』

「涼くんと‥?」

「涼殿…今日は某と寝るでござる」

『Σ幸村が!?意外だな…』



幸村がサルの寝間着きて尻尾をパタパタさせて寄ってくる。
その尻尾は何故か犬の尻尾に見えた。

あー…癒される…



「聞けば別々の布団で寝るとか。
それなら某も一緒に寝れるでござるよ!」

『そっか。あ、でも…』

「?」



首を傾げてキュルンとした顔で俺を見る幸村に、様子を見てる半兵衛と元就に、未だ争っている武将ズ。

幸村は抜けてきただけなのか。



『今日は出来れば幸村と慶次と元親はナシにしてほしいかも』

「Σ何故でござるか!?」

『1つ布団がないんだよな。
誰かさんが来ちまったせいで』



そう言って半兵衛を見ると、苦笑してポリポリと頬を掻いていた。

何で駄目なのかと、幸村と慶次に質問された。
元親は仕方ないと割り切ったようだ。

ってか感付いてくれよ。



『今日は布団が足りないから、俺と一緒の布団で寝ろ』

「「「Σな…っ!?」」」

「ちょ…」

「「「ちょっと待てェェェ!!!」」」

『夜だから静かに』

「静かに出来るわけねーだろ!?」



皆ギャーギャー騒ぎ始めた。

緊張感とか羞恥心ないのかとか、は はははは‥はれ…ん……!!!とか、旦那ァァァァ!!とか…

ちったぁ黙ってくれ。
(無理な願い)




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